本は学びを深めるために
読み始めた本。
この本から考えた
私の父と祖母の関係について。
二卵性の双子を産んだ私は
ほぼ間違いなく
遺伝性の双子なんですが。
父も双子の長男なのです。
そして
その父の母
つまり私の父方の祖母は
ネグレクト気味のひとだったそう。
私の父はネグレクトの影響を受け
もれなく愛着障害。
60を超えてなお、子ども時代を引きずって生きている。
幼少期
甘えたい時に
お母さんに甘えられなかった、
母親が必要な時
そばにいなかった、
その代償は果てしなく、、、
父は
性格に二面性があり
内弁慶
暴力的な一面もあり
言葉や態度は今もなお威圧的で
私は子どもながらに
父という存在が怖かったし
人として嫌いだった。
父との関係は今日はさておき、
私が双子の母となり
子育ての大変さを実感した時
父方の祖母の顔が浮かびました。
私の心に余裕がなく
子どもから逃げるように
トイレに篭った時
少しだけ
祖母の気持ちが理解できた。
1人の子供を産み育てるだけで
めちゃくちゃ大変なのに
それが一気に2人の赤ちゃん
2倍以上に大変だったのは
私も経験してみたから、よくわかる。
しかも
父方の祖父は
昔ながらの大工で
無口で乱暴な一面があり
同居していた義母との関係もまた
悪かったらしい。
祖母は
自分を守るために
逃げるしかなかったのかもなぁ
と少しだけ、
祖母に同情した。
それが
育児を放棄して逃げ続けていい
理由にはならないけれど。
真実とか
当時の詳しい事情や
それぞれの感情までは
今はもう、わからない。
ちなみに
祖父はすでに亡くなり
祖母はボケてきているらしい。
もう長らく会ってない。
父方の家族とは
とても関係が薄いし、暗いのだ。
私は
双子の母になって
産後うつも経験したけれど
幸せなことに
夫も育児を一緒にがんばってくれる人だし
実母も弟家族も姉も、
親戚の姉ちゃんも
私をサポートしてくれる。
助けてくれるのは
身内だけでなくて
今では
友人やヨガの先生仲間も
ヘルプを出せば飛んで来てくれるし
助産師さんの心強い生徒さんも
近くにいる✌️
私は
祖母と同じ
双子の母になったけれど
子育ての環境は
とても恵まれている方だと思う。
時代が違えば
私ももしかしたら
赤ちゃんを置いて
逃げてしまっていたかもしれない。
それくらい
双子の育児というのは
過酷で大変なことだった。
大変さ2倍で、幸せも2倍
なんてよく言うけれど
幸せを感じる心さえ
私は失いかけたから
この言葉を作った人は
双子育児真っ只中のお母さんではないと連想しちゃう。笑
兎にも角にも
私は私を支えてくれる
育児のサポーターに
感謝しかない。
私って本当に人に恵まれている。
この感謝を
社会に還元していかねば、
と思うし
祖母のように
赤ちゃんを捨てて逃げたくなるような
世の中のママが
そんな孤独になっちゃわないように
受け皿でありたいし
ママが安心できる場所を作っていきたい。