2年ぶりの子育て支援センターで浄化された話

2024年05月28日 10:09

2年以上前
生後5ヶ月くらいだった
双子を連れて

市の子育て支援センターに
行ったことがありました。

当時はコロナ真っ只中。
入場制限があり
事前の予約も必須でした。

中に入れても
滞在できるのは30分のみ。


そんな中でも
赤ちゃん双子と
家にいるだけでは
息が詰まりそうで💨

大荷物を抱え
歩いて10分の距離
子育て支援センターへ行ったのです。


はじめて行く場所だったから
私も勝手がわからずソワソワ。
双子も
場所・人見知りが始まる時期で
すぐに2人とも
泣き泣きになりました。

支援センターの保育士さんも
その時に来ていた他のママさんも
とても親切にしてくれたんです。

けれど
私は
目の前の我が子をあやすのに必死で
言葉が耳に入ってこず

順番にオムツを変え
順番に授乳して
とワタワタしてる間に
あっという間に
帰らなければならない時間になってしまいました。


こんなに大変な思いをしたくて
利用したわけじゃなかったのに…
なんで来たんだろう
家にいれば良かった…

と、がっかりして
トボトボと帰りました。


それ以来
子育て支援センターは
利用しなくなりました。

その後
私は産後うつに陥りました。





昨日
息子の通院帰り
まっすぐ帰るにも
ランチにも早い時間で

なんとなく思い出して
フラーっと子育て支援センターに
立ち寄りました。


予約はしてなかったけど
入れました。
もう今は予約はいらないみたいでした。

中には
一組の親子と
保育士さんがいらして
笑顔で迎え入れてくれました。


息子は
場所にも人にもすぐに慣れて
おもちゃで遊びはじめました。

その間
保育士さんとあれこれ話ができました。

息子に双子の姉がいること。
普段は彼らは保育園に通っていること。
過去にここを一度だけ利用したこと。
そのときは制限が多く心が折れたこと。
双子育児がとても大変だったこと。
実母と一緒に生後半年まで家で育てたこと。
今はヨガや運動指導の仕事をしていること。

そっかそっか、と頷いて
私の目を見て
話を聞いてくださる保育士さんでした。
よくがんばってきたね、と
ほめてくれました。



過去の辛い思い出が
浄化されていくように
心がスーーーーっと軽くなるのを
感じました。


私は
当時も
こうやって
ただ話を聞いて欲しかったんだと思います。

自分のがんばりを
褒めてもらいたかった。

よくやっているね、と
誰かに認めて欲しかった。


きっとシンプルな
承認欲求だったのだと
気づくことができました。


過去に
ここで満たされなかった思いが

昨日
同じ場所で
2年越しに満たされました。
保育士のS先生、ありがとうございます。


そんな昨日の出来事から
私が思ったこと。


コロナ禍で
妊娠出産育児をしてきた
(私を含む)ママさんは

大きく変わる社会環境
不安と孤独の中で
目の前の子を
健全に育てなければ!と
必死に知恵を絞りながら
もがいて、髪を振り乱して
子どもを育ててきたと思うんだ。


だから私は、

お母さんという存在を
もっと褒めて
もっと認められていいと思うのです



私は

あなたはよくがんばってるね
偉いね、凄いね、

って言ってもらえたら
涙が出そうになるほど嬉しかったから。

きっと同じ気持ちのママさん
いるんじゃなかろうか。


運動指導の場で
ママさんと向き合う時

運動指導よりも
もしかしたら
対話の方が大切かもしれないなと
思うことがあります。

私が当時
欲しかった言葉を
かけてあげたいなと思うのです。

愚痴でも何でもいいから
がんばるママからの言葉を
ただ聞いてあげたい、
一人で抱え込まずに吐き出して欲しい、
とも思うのです。



社会の中に
家庭や会社以外の
ママのもう一つの拠り所
作っていきたいなー

そんなふうに思った
昨日の出来事でした。

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