ヨガの指導者になる時
ティーチャートレーニングで
尊敬する先生に言われた言葉。
心に残って
忘れられない言葉。
あれは
アジャスト(生徒さんの体に触れてポーズの修正やアドバイスを行うこと)を教えてもらった時だったと思う。
先生と生徒
母親と子ども
妻と夫
どんな相手や立場だったとしても
どちらかが
痛い、悲しい、苦しい、辛い
と思っていて
けれども
相手のためにと
痛みや苦しみを我慢したとする。
けれど
一方の悲しみの上になりたつ
他方の本当の幸せ
なんてものは存在しないのだ、と。
講師の先生はそう言い切ってた。
その意味が
わかってきた気がするの。
本当に言葉の通りだなぁって。
ここ最近すごく思うことが多くて。
子どもに対して親が
『こっちが正解だからこうやりなさいよ!』
って言ったけど
親の考えに
子どもは納得していなくて。
けれど
親がそう言うならやっとこ、
って子どもは自分に嘘ついて進んでみる。
けど結局
自分自身が納得してないから
前に進めなくなる時が、必ず来てしまう。
このままでいいはずないよな…
って頭でわかってるのに、
身動き取れなくなったりして、
結局振り出しに戻ったりさ。
なんかもう本当
自分に嘘ついたり
そこにある感情を無視して
無理やり前に進もうとするの
いい加減やめよ。
もう、きっと
わかってるんだよね?
って
私、自分にすごく言ってるここ最近。
きっと本当は
すごくシンプルなんだと思うの。
実はすごくすごく
簡単なのかもしれなくて。
物事を難しくしてるのって
結局
自分自身なんだよね。
もっと素直に生きよ。
もっと子どもみたいにまっすぐ生きよ。
悲しかったら泣いたり
むかついたら怒ったり
楽しいことには笑ったり
そうしよ。
だってさ
私が自分を犠牲にしてまで
子どもや夫が幸せとは感じないはずなの。
生徒さんもそう。
指導者の私が無理して笑ってて
痛みを我慢して指導していたとしても
生徒さんは幸せなのかな?
きっと私の生徒さん達は
『ねぇ、先生無理しないで。
先生、休んでいいよ。』
って言ってくれると思うの。
私が嘘なく
心から楽しんで笑ってることが
我が子や夫や
生徒さんの幸せでもあるはずだから。