双子の母になったお話〜過酷な妊娠期〜

2023年10月24日 10:01

こんにちは🍁
お読みいただきありがとうございます♡

少しずつ秋が深まってきましたね。
寒くて布団から出たくない朝でした。

お布団でぬくぬくしていると
辛かった妊娠初期のつわりを思い出しました。

なので今日は
私の双子妊娠のことを振り返って書いていこうと思います。




私は女として生まれたからには
いつか子どもを産んでみたいと思っていました。

でも、働くことが好きだったし、
結婚して妻やお母さんという立場になることは
あまり現実的に考えたことはなかったのです。

だから今の夫と出会った時も
いつかは結婚するのかも、と思ったけれど
遠距離恋愛だったし
ヨガのお仕事も大好きだったので
私を慕ってレッスンに通ってくださる方々を
手放したくはなくて

具体的にいつ結婚したいというような
ライフプランは立てていませんでした。




そんな時、生理が遅れて妊娠検査薬陽性。
翌週婦人科へ行きました。


検査後看護師さんに呼ばれ
医師のいるお部屋へ通される時
パタパタと駆け足で向かったら
看護師さんに『急がなくていいので、走らないで大丈夫ですよ!』とニコニコしながら言われた。


医師『仕事はー?パートナーはー?』

私『仕事はヨガのインストラクターで、結婚はまだしていません。』

医師『ん〜、ちょっと急いだ方がいいかもね』

私『え?』

医師『妊娠してるし、2人いるからね。見てこれ、二卵性だねぇ〜。早めに準備をした方がいいね。ウチでは産めないから、近いうちに総合病院へ紹介状書くからね。とりあえずまた2週間後に来てね。』

というやりとりがあったこと
今でも鮮明に覚えております。笑


待合室で会計を待つ間に
当時はまだ彼氏だった夫にLINE
妊娠、双子、ということを報告。

ぎょえー‼️😱💦となったのでした。




そこからは2週間後の検診を待つ間もなく
つわりが始まりました。


これまで生きてきた人生の中で
カラダがあんなに辛かったのは
初めての経験でした。

朝起きて夜寝るまで
四六時中ずーーーーーーっと
気持ち悪いのです。

吐き気が止まることはなく
食べても飲んでもリバースを繰り返し
だんだんと食べることも飲むことも怖くなる。

色々なにおいに反応しては吐き気に襲われ
自分の住むアパートのキッチン・トイレ・玄関のにおいさえもダメになりました。


頭を高くして横になって
寝られる時は寝ていました。

ヨガのレッスンも他の仕事も
休まざるを得ない状況に…。
働くのが好きな私には、これがとても辛かった。

社会的な居場所だった職場を失い
アパートで1人横になっている時
とてもとても孤独だった。
尚更私の妊娠したタイミングはコロナ禍で
人との接触は悪と捉えられていた頃だったので
孤独感と不安感は加速していきました。


こんなに辛いのならば
妊娠やめたい、子どもなんてほしくない
そう何度も思い、そのまま言葉にしては
お腹の中の我が子たちに
申し訳なくなり泣く。を繰り返しました。


代わることができない夫には
『なんで私だけこんなに辛い思いしなきゃならないの?!カラダはしんどいし、仕事もできないし、なんで男は妊娠しないの!!!!』
と超理不尽に当たり散らしました。


今振り返ってみても
とても辛い妊娠初期でした。

つわりがない人や症状が軽い人もいるみたいで
それがとても羨ましく思っていました。

つわりがひどくて入院したり点滴したり
っていうのも聞きますが
私は辛うじて入院には至りませんでした。

のちに紹介された総合病院の主治医の先生が
私の場合
つわりで全く食べられない、
赤ちゃんに必要な栄養が全く取れない
という状況ではなく
吐いたとしても少し食べられてるなら
入院はしなくて大丈夫。
とつわり用の漢方を処方してくれました。
漢方薬は効きませんでしたが
飲まないよりはマシかと
心の安定剤にはなりました。




子どもができるって
もっとこう幸せなイメージだったのですよね。

大きくなるお腹をナデナデしながら
聖母マリアのような微笑みを浮かべる妊婦さん

これ幻想

(私の場合はゲロ吐きながらトイレにしがみついてましたよ。笑)


お腹の中で
順調に双子が大きくなっていくにつれて
つわりも少しずつ減っていきました。

妊娠4ヶ月くらいになった頃
つわりが終わった感じがしました。
食べたいものが食べられる幸せを実感したのは
友人と久しぶりに外食をした時です。

美味しくて涙が出ました。
食べられることに、心から幸せを感じました。




さぁここから私はまた
波乱の妊娠中期〜後期を迎えますが、
それはまた次回書くことにします。


一つお伝えしたいのは
妊娠=幸せなもの
という世間一般のイメージとは
現実は、反対の場合があるということ。


妊娠したお母さん、妊婦さんが
お腹の子を守ろうと必死に
つわりに耐えている
トイレにしがみつきながらゲロしまくってる
ということも
妊娠期には大いにありえるということ。



だから
私は我が子たちに
伝えたいと思っています。

"私は本当に必死にあなた達を産んだのだ"

"つわりはとても辛かった"と。

それでも妊婦検診の度に
君たちがちゃんと成長してくれていて
つわりに耐えよう、もう少し頑張ろう
と、思えたことを。



ここまでお読みいただきありがとうございます。
ではまた🍁✨

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